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衝撃的な言葉

ここ1か月程飼い猫の目の角膜に傷がついてしまったので動物病院へ通っていました。

その病院の待合室でのこと。ちょうど私の座っていたベンチの隣に、二人の女性が老犬を抱っこしてお話していました。

おそらく二人とも自力で歩けないほどの老犬を連れていたので、頻繁に病院に来て顔を合わせる仲なんでしょう。

そこで何気なしに聞こえてきた会話。

「私ね、この子の前に飼っていた犬が亡くなった時剥製にしたの。」

正直私この言葉にちょっと驚いてしまった。

命あるものいずれは亡くなってしまうのは避けられないけれど、その後「剥製にする」というのは私には思いつかない選択肢。

驚きつつもそんな話が聞こえてきたら自然と耳もダンボ状態で聞き入ってました(笑)

打ち明けられた相手の女性もどう答えたらいいのか戸惑っている様子。

でも話を聞く限り、愛犬を剥製にしたその女性は

「あの時は私もどうかしてたんだと思う。」と少し後悔しているような雰囲気でした。

その後帰宅し、調べてみるとたしかに飼っていたペットを剥製にするということもあるようです。

ここからは完全に個人的な意見ですが私はペットを剥製にはしたくない。

剥製にしたとしても生きている愛犬・愛猫とはどうしても違うし、いつまでも成仏できないような気がする。そして自分自身もずっと引きずってしまいそう。

いずれはペットが亡くなってショックだった気持ちに踏ん切りがついたとしても、ずっと飾って置くのも何となく申し訳ない、かといって仕舞っておくもの可哀そうな気がする。

剥製にした方もされたペットもみんな幸せになれないよ…

私は、我が子のように可愛がってきたペットを剥製にしたいと思う人を否定するつもりはないです。

ただ、ペットを剥製にしたその人自身が最終的にどう扱っていくか、そこまで考えた上で剥製にしてほしいです。

庭に埋葬?ペット霊園で火葬?自身が亡くなったあと棺に一緒に?はたまた捨ててしまう…?

どんな方法があるのか分からないけれど、それこそ生きている時と同じように最後まで責任もって扱ってほしいと思った出来事でした。

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