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合わない人

アドラー心理学によると人の悩みの9割は人間関係らしいが、その通りだと思う。

私が苦手な人の一人である某保険外交員のAさんと初めて会ったのはいつだったか‥‥。おそらく10年以上前かな?

私のAさんに対する第一印象は、元気よくハツラツとしたいかにも保険外交員のおばさまといった感じ。

けれど当時から「なーんかこの人苦手かも…」という心の違和感?不快感?みたいなものを感じていた。

どんな営業でもウェルカムな義父の方針のせいで、連絡もなく突然訪れては「ちょっとお話よろしいですか?」と保険の営業をしていく。

義父自身は話を聞いている時間があるかもしれないが、というよりも自分の話がしたい義父にとっては「待ってました!」と言わんばかりの来客。そして自分の仕事を周りに押し付け自慢話に花を咲かせるのが日課。

だけどこっちはそんなに暇じゃない。それなのに突然来て入る気もない保険の話を聞かされる。

当時は結婚して間もない息子嫁の立場から無下に断ることもできず、仕事を中断して仕方なしに対応していました。

誤魔化しつつ、やんわりとお断りしていた時期は過ぎ、世代交代するとあちらも本気で営業かけてくるように。

とは言っても時すでに遅し。この時点での私のAさんに対する信頼口座はプラスどころかマイナス。

仕事柄保険の営業に来られる方は他にもいるけれど、大抵の人は事前にアポを取ってから来る。

最近の営業に来る保険外交員さんは、現在入っている保険を確認して保障が充分だと判断すれば無理に自社の保険を勧めることはしないし、保険に関係なくても会社に有益になりそうな情報を調べてきたりと一生懸命さが伝わってくる人が多い。

それに比べAさんは先代との信頼口座はプラスかもしれないが、二代目との信頼関係もすでにできているものと勘違いし、先代と同じような感覚で、しかもこちらの都合なんてお構いなし。自分の利益最優先で「この保険に入って!!」と売りに来る‥‥。

どちらかというと親世代に近いAさん。昭和のバブル期を経験してガンガン保険が売れていた頃と同じようなやり方で、今の私たちに保険の営業しても、こっちは逃げたくなる。

仕事に限ったことではないですが、私自身も目の前のことばかりでなく、長い目で、なおかつ俯瞰して物事を見るようにしなければいけないと、今回Aさんを通して教えてもらったような気がします。

余談

先月以前断った変額保険の営業に来られました。(従業員の特定退職金共済の積立を変額保険に変更して欲しいとのこと)

「まだお若いから退職金って言われてもピンと来ないかもしれないけど~」

「まだ経理を引き継いでよく分からないと思いますが~」

とか色々言ってたな。

保険云々以前の問題!信頼ゼロの人の保険になんか入りたいと思わんわ!!!(ʘ言ʘ╬)

と心の中の私がめっちゃ叫んでいました笑

最初に感じた自分の違和感を信じてもう少し早い段階できっぱり断っておけば、私も長々悩まずに済んだのかもしれないなぁ。反省です。

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