Diary

寒波と命日

今週は「今シーズン最長・最強の大寒波が来る!」とよく耳にする一週間でした。

私が住んでいるところでもかなり雪が積もり、運悪くこのタイミングで夫は、関東へ出張のため平日の4日間不在。

この記事を書いている今も降り続いています。しばらく雪見たくない…(ーー;)

ワンオペ家事に加え、朝晩の犬の散歩と、これまた朝晩の雪掻きで疲労困憊。

つ…疲れた…

寒波で毎回思い出すのは7年前の2月7日のこと。この日は母の命日です。

7年前も今年と同じように寒波の影響でドカ雪が降りました。

当時、危篤状態だった母に付き添って病院に泊まり込んでいた父から、亡くなったと朝方連絡があり、すぐにでもかけつけたかったですが、雪で車が出せないのでまずは雪掻きから。

やっとのことで出発したけれど、急な大雪で除雪が全く間に合っておらず、道路は大渋滞。

主要道路は渋滞しているため、土手道から迂回して病院へ向かおうとしたらホワイトアウトで前見えず…。

雪を遮る建物がない川沿いの土手道を選んだことを激しく後悔しました。

辺り一面真っ白で方向感覚が麻痺し、どこまでが道路で、どこから土手下なのかも分からない状態。

そんな状況なのに、後ろの車はめっちゃ煽ってくるし(涙)

さらに病院に泊まり込んでいて外の様子が分かっていない父から「今どこ?まだ着かないの!?」と怒りの電話。

 私だって急いでるんだよ!

通常なら病院まで車で20分程ですが、雪掻き時間も含め2時間かかりました。

その後も、葬儀場まで母を運ぶのも、市役所に届けを出しに行くのも、親族にお参りに来てもらうのも、何をするにも通常の2・3倍時間がかかりました。

だたでさえ「葬儀をする」って遺族側にとって大変なことなのに、大雪のせいで悲しんでるどころではなかったです。

今となってはあの時のドカ雪は、悲しみから気をそらすための母からの贈り物だったと考えています。

実際はこうだったのかもしれませんが↓

「大雪 = 葬儀大変だった」これで私のことを思い出すでしょ♪

母の思惑通り(?)毎年ドカ雪が降るたびに「あの時はめっちゃ大変だったわ~。」と母のことを思い出しています 笑

人気ブログランキング